三菱スペース・ソフトウエア(MSS)は、7月28日、個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」の最新バージョンVer3.8.0をリリースした。

「すみずみ君」はクライアントPCや文書共有サーバに保管されているファイルのうち、"個人情報"や"機密情報"を含むものを簡単な操作で高速に検索することができる個人情報ファイル検出ツール。効率的なレポート(一覧)を作成することが可能で、情報漏えいリスクに関して、その存在についての適正な把握から台帳の作成といった用途まで、各分野で広く利用されている。

今回リリースされた最新バージョンでは、従来の機能に加え、「すみずみ君」で検査した結果を集約し、事前に設定したグループ毎に検査結果を集計する“検査結果集計機能”が加わった。

新機能である“検査結果集計機能”は、ファイル共有サーバがあれば運用が可能であり、データベースが不要なため運用が容易であることも特徴だ。これにより、検査の実施状況や保有する個人情報ファイルの総数を把握でき、個人情報ファイルの管理が容易になる。

価格は、サブスクリプション・ライセンスとなりPC1台分あたりで4,800円(税別)。サーバで使用する場合はサーバ・サブスクリプション・ライセンスとなり5TB以下で600,000円(税別)。詳細は同社Webサイトにて確認できる。