新旧アクションスターが強力タッグを組んだジェイソン・ステイサム主演、シルベスター・スタローン製作・脚本『バトルフロント』(8月9日公開)で、ステイサム演じる父親フィルと娘の2ショット画像が、ステイサムの誕生日である26日、公開された。

ジェイソン・ステイサム演じる主人公のフィル(左)とイザベラ・ヴィドヴィッチ演じる娘マディ(右)

本作は当初、スタローン自身が主演することを念頭に企画がスタートしたが、スタローンは次第に、尊敬する若い俳優に役を譲りたいと考えるようになり、『エクスペンダブルズ2』で共演して才能にほれ込んだジェイソン・ステイサムに脚本を託すことを決意した。

本作でステイサムは、元麻薬潜入捜査官フィルを熱演。引退後、娘マディとの平穏な日々を過ごすが、とあるトラブルから麻薬組織を巻き込んだ抗争へと発展する。娘の命を守るために、フィルは巨悪と壮絶な戦いを繰り広げる。初の父親役を務めるステイサムは、これまでの役柄とは一変、子煩悩な父親として、娘のために誕生日パーティーを開いたり、娘が起こした学校でのトラブルのために相手の親に謝罪したり、新境地を披露している。

ゲイリー・フレダー監督は「こんなステイサムを最近僕たちは見ていないと思う。実際のジェイソンはとても優しく、チャーミングで、シャイな男。スクリーンで成功しているのは彼とは別の人格なんだけどね。だから、この映画で彼の別の一面を掘り下げるのは楽しかったよ」と手応えを示している。スタローンも「フィルは、ジェイソンがこれまで作ってきた人物像とは違うんだ。彼は『バトルフロント』でそれを崩す必要があったと思うけど、彼は自分で思っているより、もっと大きな才能があると思うよ」と太鼓判を押す。

そしてこのたび、ステイサムの47歳の誕生日となる7月26日に、父娘の2ショット画像が公開された。ステイサム演じるフィルが、イザベラ・ヴィドヴィッチ演じる娘マディをしっかり引き寄せ、同じ方向を見つめている場面で、目の前で起きた衝撃的な出来事に対し、悲しげでありながらも、力強い表情を浮かべている。