日本合成化学工業は7月24日、アクリル系溶剤型粘着剤「コーポニール」生産設備の増設を発表した。

「コーポニール」は、テープやラベルなどの産業資材から液晶ディスプレイなどの電子・光学部材まで、幅広い用途の粘着剤として使用される。なかでも光学部材用途はタッチパネル市場、ディスプレイ市場の拡大による今後の需要増加や用途拡大が見込まれる。また、経済成長の続くアジア地域での市場開発、販売による数量増加も見込む。

今回の生産設備増設により、安定供給、国内外市場の需要増加と用途拡大に対応する。