ライフメディアはこのほど、同社が運営する「リサーチバンク」にて、「タバコに関する調査」の結果を発表した。同調査は10日~12日、20歳以上の全国男女を対象として実施。2,000サンプルを得た。

「喫煙経験の有無」、20代男性は約7割、20代女性は8割以上が「ない」

喫煙経験、55%が「吸ったことはない」

「喫煙の経験の有無」を尋ねたところ、半数以上となる55%が「吸ったことはない」と回答。女性より男性の方が喫煙経験者が多く、特に60代以上の男性は80%近くに喫煙経験があり、54%が「過去に吸っていたが、やめた」と回答した。

タバコを「過去に吸っていたが、やめた」と回答した人に対し、やめたきっかけを尋ねたところ、「健康のため」が70%でもっとも多く、「節約のため」の約28%を大きく上回った。

喫煙マナーで気になることは「吸殻や灰のポイ捨て」「歩行喫煙」

「タバコを吸う人の喫煙マナーで気になること」を尋ねたところ、「吸殻や灰のポイ捨て」(71%)、「歩行喫煙」(67%)、「煙を人のいる方向に吐く」(52%)が上位になった。また、「受動喫煙」という言葉を知っているか尋ねたところ、76%が「知っている」と回答した。

59%が受動喫煙による健康への影響を「受けていると思う」と回答

「受動喫煙」による健康への影響を受けていると感じている人が多い

「受動喫煙による健康への影響を受けていると思うか」を尋ねたところ、59%が「受けていると思う」「やや受けていると思う」と答えた。また、近年の公共施設や飲食店などの禁煙エリアの拡大により、受動喫煙の被害が減ったと思うかについては、55%が「減っていると思う」と回答した。

受動喫煙防止条例が全国で制定されるとしたら「賛成する」が70%

自治体による「受動喫煙防止条例」の制定、7割が「賛成」

全国の自治体で「受動喫煙防止条例」が制定されるとしたらどう思うかを尋ねたところ、70%が「賛成する」と回答した。「反対する」人は8%程度と少数だった。