Amazon.comのアプリストアAppstore for Androidにおいて、Microsoftの「OneNote」アプリの提供が始まった。価格は無料。これによってKindle Fireタブレットや、米国で24日に発売になったFire PhoneでOneNoteアプリが使えるようになった。

Amazon Appstoreで提供されているのはGoogle Play版と同じOneNoteアプリで、動作要件は「Android 4.0以上」になっている。スマートフォンをメインターゲットにした設計になっているが、タブレットにもスケールするのでKindle Fireタブレットでも使用できる。

OneDriveやOneDrive for Businessを通じてノートブックを複数のデバイスやPCとシームレスに同期可能。OneNoteアプリでキーワードを入力するだけで、ノートやファイルに取り込んだ内容を検索できる。ノートはインク注釈や書式を含めて再現され、セクションやページの追加といったノートブックのカスタマイズ、太字/斜体/下線/蛍光ペン/インデントなど書式変更に対応する。またホーム画面のウィジェットを使って、アプリを開くことなく、写真、音声、クイックノートをすばやく取り込める。

Fire Phoneの発売に合わせてOneNoteアプリをリリースしたのに続いて、MicrosoftはFire Phoneのユーザーインターフェイスに最適化したFire Phone用の「Skype」アプリを7月中にリリースする予定だ。