ANAは7月24日、米国時間7月27日(日本時間28日)に米国ワシントン州エバレットで、ボーイング787-9型機を日本で初めて受領すると発表した。同機体は7月28日(日本時間29日)にエバレットを出発し、翌29日に日本に到着する予定。

ボーイング787-9型機

ボーイング787-9型機は787-8型機の胴体を延長したモデルで、787-8型機よりもさらに高い23%の燃費性能を有しながら、約1.2倍の座席と貨物を搭載することができる。

全長は787-8型機よりも6.1m長くなっている

受領する初号機は国内線仕様で、787-8型機の国内線仕様機に比べて60席多い395席仕様となる。同機は8月以降に国内線へ投入されるほか、来年度以降は国際線へも順次投入する。

国内線仕様機材シートマップ

同機には、プレミアム・クラスと普通席のいずれにも最新型のシートが採用されている。普通席は、ひざ周りが現行座席から最大5cm増になっている。

787-9型の座席