米Microsoft傘下のSkypeは7月23日、Android向けのSkypeモバイルアプリの最新版「Skype 5.0 for Android」を発表した。最大の特徴は、端末側のアドレス帳との連携。電話番号の入力により、Skype側で自動で友人を探してくれるというものだ。

新機能となる自動コンタクト検出サービス。利用にはまず、自分の携帯電話番号を入力する必要がある

Skype 5.0 for Androidの最大の特徴は、スマートフォン側のアドレス帳との連携機能だ。ユーザーが自分の携帯電話番号を入力すると、自動的にSkypeがSkype側のコンタクトリストとアドレス帳との間でマッチする友人を探してくれるという。新しいコンタクトが増えるとSkypeは同じプロセスを繰り返し、Skypeのコンタクトリストに追加するという。

自動コンタクト検出機能は、Microsoftアカウントを利用してSkypeにログオンするユーザーに対しても提供、Outlook.comやWindwos 8などのMicrosoftサービスとアドレス帳を連携できるという。

同時に設定機能も強化し、アドレス帳のコンタクト先を自動的にSkypeに追加するかどうかなどを設定できるようにした。携帯電話番号の非開示設定も可能で、電話番号から検出されるのを防ぐことができるという。

設定画面から開示情報などを設定できる

この機能は現在Androidのみで、数カ月かけて順次提供を拡大していく。他のモバイルプラットフォーム向けアプリに対しても、数ヶ月内に提供するとしている。

なお、Skypeチームは前日、Amazon Fireスマートフォン向けのアプリを公開している