お笑いコンビ・デニスの植野行雄と松下宣夫が、超巨大竜巻の脅威を描いた体感型映画『イントゥ・ザ・ストーム』(8月22日公開)の日本語吹き替え版で声優を務めることが決定し、アフレコに先駆け行われた"暴風体感アフレコ"の映像が24日、公開された。

"暴風体感アフレコ"に挑んだデニスの植野行雄(左)と松下宣夫(右)

本作は、直径3,200メートル、秒速135メートルという人類未経験の超巨大竜巻を、登場人物たちのハンディカメラやケータイ動画でとらえたPOV(主観)映像で構成し、臨場感を生み出した体感型映画。地球史上最大の竜巻が迫ってきた時に、人々はどんな反応を示し、どんな力を発揮するのか、そして竜巻の中はどうなっているのかを描く。

デニスの2人は、本作の登場人物で、動画再生回数にすべてをかける、おバカなYouTuber2人組、リービス(植野)とドンク(松下)の声を演じる。スリルのある動画を求める彼らは、竜巻を追って観測する研究者である、プロのストーム・チェイサーを路上で発見し、超巨大竜巻をケータイ動画に収めるために、その後を追いかける。

ブラジル人とのハーフである植野は「ついに来たか。と。自分は外人顔なので、日本語への吹き替えを外人顔の男がやるというのは"吹き替え界の夜明けだな"と」と喜び、「僕が吹替をやるとなれば、マルシアさんも、ペレもジーコも。関口メンディーも見ますから、EXILEさんたちも芋づる式に見てくれるでしょうね」と強気。松下も「黒船来航だね。ハリウッド大作映画となれば、たくさんの人に見てもらえるので興奮しました。大勝負と思って挑んでます」と意気込んでいる。

そして、2人はこのたび、アフレコに先駆け、"暴風体感アフレコ"に挑戦。公開された映像では、秒速約33メートルの暴風と、暴雨にあおられながら、アフレコを続ける2人の姿が見られる。植野は「ふざけんなよ!と思いました。発声練習して、うがいして早く寝て自分なりに調整して行ってあんな状況だったので(笑)」と語り、松下は「あの体感型アフレコの方が声が出やすかったので良かったかも(笑)」と振り返った。

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