イタリアのドゥカティは、DWD2014(ワールド・ドゥカティ・ウィーク2014)にて、「ハイパーモタード SP」のニューカラーを発表した。WDW2014に集結したファンの前で、トロイ・ベイリス氏とカルロス・チェカ氏によって世界初公開された。

ドゥカティ「ハイパーモタード SP」

「ハイパーモタードSP」は、最新世代である821ccの「ドゥカティ・テスタストレッタ 11°エンジン」をトレリスフレームに搭載している。純粋なレーシング・スタイルを持ち、「1199 パニガーレ」と同様、3つのライディング・モードを選択できる。ストロークを伸長したサスペンションはバンク角47.5度を実現しており、安全性の面でも、「1199 パニガーレ」から流用した3レベルABSと8段階のドゥカティ・トラクション・コントロールを統合したドゥカティ・セーフティ・パックを標準装備している。

ニューカラーは2001年・2006年・2008年にそれぞれ異なるドゥカティのモデルを駆ってSBKのワールド・チャンピオンに輝いたトロイ・ベイリス氏と、2011年のスーパーバイク世界選手権のチャンピオンであるカルロス・チェカ氏によって発表された。そのカラーリングは、レーシーなイメージのレッド / ホワイトの2トーンで、ハイパーモタードSPのスタイリングにより強いインパクトを与えるものとなっている。

「ハイパーモタード SP」ニューカラーは「DWD2014」にて発表された

なお、このカラーリングのモデルの日本導入時期、販売価格は未定とされている。