インド初のメジャーリーガーを生んだ崖っぷちスポーツ・エージェントの奇跡の実話を基にした、俳優のジョン・ハムが主演を務めるディズニー最新作『ミリオンダラー・アーム』(10月4日公開)の日本版予告編とポスタービジュアルが23日、公開された。

『ミリオンダラー・アーム』ポスタービジュアル

主人公は、キャリアのドン底に陥ったスポーツ・エージェント、JB・バーンスタイン。彼は、12億円の人口を抱える野球未開の地インドに、一獲千金の機会が眠っているとひらめき、インドから"ミリオンダラー・アーム"(100万ドルの剛腕)を持つ原石を発掘し、メジャーリーガーとしてデビューさせるという挑戦を決意する。

JB・バーンスタインを演じるのは、テレビシリーズ『MAD MEN マッドメン』でブレイクした俳優のジョン・ハム。メジャーリーガーに挑戦する2人のインド人青年役を、スラージ・シャルマとマドゥル・ミッタルが演じる。そして、監督は『ラースと、その彼女』のクレイグ・ギレスピー、脚本は『カールじいさんの空飛ぶ家』(原案)のトム・マッカーシーが担当する。

公開された予告編では、インドという野球未開の地に戸惑いながらも野球界の新星発掘に奮闘するJB・バーンスタインらの姿が見られる。剛腕投手の原石として発掘されたインド人青年、ディネシュとリンクは、アメリカン・ドリームをつかむため渡米するが、文化の違いとプレッシャーに苦しみ、このプロジェクトにすべてをかけているJBも、次第に2人にいら立ちを見せる。ぶつかり合いながらも、困難を乗り越え、人との絆などを学びながら、インド初のメジャー・リーガーを目指す彼らが得た、富と栄誉よりも大切なものとは。

なお、本作のタイトルにもなっている『ミリオンダラー・アーム』は、実際にインドで行われているコンテスト形式のリアリティ・ショー番組。コンテストはインド各地で行われ、予選・決勝を勝ち抜くと、賞金とメジャーリーグ入団テストへの挑戦権が与えられる。現在も、JB・バーンスタインが大会をプロデュースし続けており、今年で3回目を迎える。

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