コラーゲンペプチドを摂取すると、爪の保水性やしなやかさに改善効果が見られたという

森永製菓はこのほど、東京工科大学 応用生物学部・前田憲寿教授とともに行ったコラーゲンペプチドの爪への効果に関する検証結果を明らかにした。被験者に12週間コラーゲンペプチドを摂取してもらったところ「爪の改善効果」が認められたという。

同社は2013年に、コラーゲンペプチド(※1)を経口摂取すると、皮膚の角層の保湿状態の指標である角層水分量を増加させる効果や、ハリの指標である皮膚弾力性が改善する効果があることを発表している。皮膚以外にも、二枚爪の改善など、爪に対する効果を訴える例が多くあることから、このほどコラーゲンペプチドの爪への効果について科学的に検証した。

被験者は30~50代の爪に悩みのある女性20名。1日あたり5gの豚皮由来の「コラーゲンペプチド」を摂取する群と、加水分解した低分子量の炭水化物「デキストリン」を摂取する群に分けた。それぞれを12週間摂取してもらい、爪の水分量、爪の硬度、爪の水分蒸散量等を調査した。

その結果、コラーゲンペプチド摂取群では、摂取前に比べて12週間後で爪の水分量が有意に増加し、爪の硬度が有意に低下した。一方、デキストリン摂取群は、爪の水分蒸散量が増加傾向にあったという。爪の水分量の変化量においても、コラーゲンペプチド摂取群とデキストリン摂取群との間に有意差が認められた。

また、爪のスフィンゴシン(※2)量はコラーゲンペプチド摂取群でのみ、摂取前に比べて12週間後で有意に増加した。コラーゲンペプチドを経口摂取すると、二枚爪など爪の改善に効果が認められ、その効果は爪の保水性やしなやかさが改善したことによると考えられる。

なお、同共同研究の成果は「第32回日本美容皮膚科学会総会・学術大会」(7月12~13日)で発表された。

※1 豚皮由来のコラーゲンを酵素などで加水分解して低分子化したもの

※2 スフィンゴシンと脂肪酸が結合すると、水分を保つセラミド(細胞間脂質)になる

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