DVD『ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』-La Reconquista-(ラ・レコンキスタ)』の発売と、「ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』-Petite Étrangère-(プチテトランジェール)」の公演を記念したイベントが21日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて開催された。

左から高橋ユウ(セーラージュピター)、セーラーマーキュリー(小山百代)、セーラームーン(大久保聡美)、セーラーマーズ(七木奏音)、セーラーヴィーナス(坂田しおり)

『-La Reconquista-』は、「セーラームーン20周年プロジェクト」の一環として2013年に8年振りの復活を遂げたミュージカル版で、タキシード仮面などの男性役もすべて女性キャストが演じている。イベント会場となった池袋のサンシャイン劇場は、改装される2005年まで「セラミュー」の公演をしていたことから"聖地"と呼ばれており、今回は1,200人のファンが噴水広場に集合した。

イベントでは、それぞれのイメージカラーの噴水が噴き出し、セーラームーン役の大久保聡美、セーラーマーキュリー役の小山百代、セーラーマーズ役の七木奏音、セーラージュピター役の高橋ユウ、セーラーヴィーナス役の坂田しおりが登場。この演出にファンの興奮は一気に高まり、大きな声援が巻き起こった。5人は、まずセラミュー代表曲である「We are the Pretty Gurdians」を熱唱。その後、「タキシード・ラ・スモーキングボンバー!」の掛け声とともにに、元宝塚女優で、前作に続いてタキシード仮面を演じる大和悠河が華麗に登場し、「参上!!タキシード仮面」を披露した。最後は、6人でアニメ版の主題歌でもある「ムーンライト伝説」を歌い上げ、息の合ったパフォーマンスで会場に集まった1,200人の観客を魅了した。

その後のトークでは、8月21日からスタートする「ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』-Petite Étrangère-(プチテトランジェール)」に対する意気込みを語り、大和は「昨年よりもさらにさらに熱くセーラームーンを、そして戦士たちを守っていきたいと思います」、大久保は「今回も愛でいっぱいの作品になってます。感動すること間違いなしです」と語り、最後に「観に来てくれないと『月にかわっておしおきよ!』」と決め台詞でイベントを締めくくった。

新キャラクターのちびうさが登場することで話題の新作「ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』-Petite Étrangère-」は、8月21日~31日まで東京・AiiA Theater Tokyoで、9月5日~7日まで大阪・梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)で公演される。チケットは「e+(イープラス)」「ローソンチケット」「チケットぴあ」で発売中。また、9月7日に行われる大阪での最終公演の模様が、全国の映画館(19カ所)でライブ・ビューイングされることが決定した。

(C)武内直子・PNP/講談社・ネルケプランニング・ドワンゴ