ブラック・ダック・ソフトウェアは7月18日、同社が運営しているOSS開発コミュニティサイト「Ohloh」の名称を[「Black Duck Open HUB」に変更すると発表した。

同社は、オープンソース ソフトウェア(OSS)の採用と管理を自動化し、広範囲にOSSを活用する企業に統合的なOSS Logisticsソリューションを提供している。今回名称を変更した「Black Duck Open HUB」は、すでに多くのソフトウェア開発者に利用されており、無償のOSSソースコードの検索に対応しており、60万以上のOSSプロジェクト情報を含む。

OSS開発コミュニティサイト「Black Duck Open HUB」Webサイト

今回、同サイトを開発者にとって情報収集と共有の場とするとともに、さらに見やすくかつOSS利用を強力にバックアップするため、名称変更に加えて次のようなアップデートを実施した。

対象のOSSプロジェクトの概要、ソースコードの入手場所、宣言されたライセンス情報だけでなく、類似するプロジェクトの情報や検索性向上のためタグ情報を追加。対象のOSS名のほか、機能などをキーワードにして検索できるようにした。

複数のOSSプロジェクトを、OSSプロジェクトの活動状況や参加しているContributorの数、コードボリュームやCommit数などOSSプロジェクトを選択する上で重要な情報を並列して比較できるようになった。

さらに、使用されているコンピュータ言語の割合、月ごとのCommit量の推移、活躍中のContributor情報やメンバー数の推移を掲載し、OSSプロジェクトの可視化を実現した。

統計情報でOSSプロジェクトを可視化