ジュニパーネットワークスは7月18日、DDoS(分散サービス妨害)攻撃対策セキュリティ・ソリューション「DDoS Secure」の機能拡張を発表した。

同社によると、企業はネットワーク・ファブリック全体におよぶセキュリティ・インテリジェンスをより効率的に活用して複雑な攻撃を緩和することができ、高度なインテリジェント・ネットワーク「High IQ Network」構築の実現に近づくことが可能になる。

今回拡張された「DDoS Secure」の機能は、セキュアな「High IQ Network」の構築に欠かせないネットワークに内在する情報とインテリジェンスが活用できる。

ネットワーキング・プロトコルを活用したジュニパーネットワークスの3Dユニバーサル・エッジルーター「MXシリーズ」をエンフォースメント・ポイントして機能させることで、「DDoS Secure」がネットワーク層およびアプリケーション層で検出した攻撃を発生源の近くで阻止する。

このアプローチは、ネットワークの機能を損なう可能性のあるボリューム型攻撃をより効率的に阻止する方法を企業とサービスプロバイダに提供する。

また、インサイド・アウト型のDNSリフレクション、DNSアンプなどの一般的なDDoS攻撃やボットネットに感染したデバイスがサービスプロバイダの顧客に与える悪影響を緩和する。