「出逢い」のために、いくらまでなら出せる?

厚生労働省による「人口動態統計(2011年)」の中に「平均初婚年齢の年次推移」という項目があります。昭和55年(1980年)に初婚年齢が「男性 27.8歳/女性 25.2歳」だったものが、平成23年(2011年)には「男性 30.7歳/女性 29.0歳」となっています。実に、約30年で初婚年齢が男性で+2.9歳、女性で+3.8歳も上がっています。数字を見れば一目瞭然ですが、確実に晩婚化が進行していると言わざるを得ません。深刻なのは晩婚化だけでなく、同統計の中の生涯結婚しない人の数を推計した「生涯未婚率」も男性で20.14%、女性で10.61%という高率になっていることです。

しかし、現在は独身であっても、「チャンスや出逢いさえあれば結婚したい」と考えている人も多いはずです。『チャンス』や『出逢い』が無いからこそ、晩婚化が進み、生涯未婚率も上昇していることは容易に想像できます。

――さて、ここからが今回の本題。

以前、恋愛相談に来られたお客さまに対して「合コンや街コンなど"出逢い"のために幾らまでなら出せますか?」というアンケートを行いました。そのアンケートを集計すると、"出逢い"のために使う平均的な金額は、「4,333円/1回」という結果になりました。

また、さる統計によると、合コンに参加するために支払う金額の平均が「5,875円/1回」だといいます。何度も参加する人が多いはずなので、トータルすると意外なほど多くの出費をしていることになります。

中には、毎週末に異性を求めて合コンや街コンに参加するツワモノもいることでしょう。「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」といいますが、何度やっても上手く的を射ることができないからこそ、何発も弾を打ってしまう結果になります。

しかし、同じような状態で半年ばかり続けたあとに、それでも素敵なパートナーに出逢えなかった場合は、戦略を変えたほうがいいこともあります。

本当にこの出逢いの場(パーティや合コン)が自分に合っているのか、はたまた、いまの自分の姿が異性にウケているのかどうかなど、第三者の目で見てみることも大切でしょう。

結局、毎週末に合コンや街コンに参加して1カ月に2万円ほどを使うことを考えれば、まずは、エステでもマナー講習でも、もしくは副収入や出世に繋がるようなビジネスのスクールにでも通い、自分を磨いてからのほうが、出逢いの的中率が高まるかもしれません。

いまの時代は近所の面倒見のよいおばさんなど、仲人を自らかってでてくれる人たちが少なくなったため、強制的に出逢わせてくれる機会が少なくなりました。自分の幸せは自分で掴みにいかなくてはいけないという現実が、晩婚の割合や生涯未婚率を上げていくのかもしれませんね。

(※画像は本文とは関係ありません)

執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)

福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛・夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。その相談件数は年間1万件以上。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と社会人サークル「東京アクティビティ」を主宰している。これまでに、多数の出逢いと成婚を手がけ、30代女性の成婚率においては90%以上を誇る業界屈指の恋愛カウンセラーである。

坂田陽子の結婚相談所「ブライダルジャパン」→http://www.bridaljapan.com/

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