女優の石原さとみが17日、都内で行われた映画『幕末高校生』の出航イベント&完成披露上映会 舞台あいさつに出演者の玉木宏、柄本時生、川口春奈、千葉雄大、伊武雅刀、佐藤浩市、李闘士男監督らとともに出席した。

映画『幕末高校生』の出航イベント&完成披露上映会 舞台あいさつに登場した(前列左から)佐藤浩市、玉木宏、石原さとみ(後列左から)李闘士男監督、千葉雄大、川口春奈、柄本時生、伊武雅刀

本作は、高校の歴史教師・未香子(石原)と、それぞれ問題を抱える高校生(柄本、川口、千葉)が、突然幕末の江戸の街にタイムスリップし、幕末の偉人・勝海舟(玉木)と運命的に出会うことで思わぬ事態に巻き込まれていくエンタテインメント新時代劇。映画は7月26日から公開される。

出航イベントでは、石原らは本作の主人公・勝海舟にちなみ、実際に東京湾を就航する観光船"海舟"号に乗船して登場。"海舟"号の乗り心地について石原は「とても気持ちよかったです。夏でもこの時間(夕方)なので涼しさも感じられて、この映画を見終えた時の清々しい気持ちや、温かい気持ちになれる感覚に似ていて良かったです」と感想を語った。

勝海舟の"カツ"にちなみ「何か喝を入れたいものは?」と聞かれると、玉木は「僕は食いしん坊なところがあって肉が好きなので、自分の胃袋に"豚カツ"を入れたいですね」とユーモアたっぷりの回答。石原は「昨日、乾燥機が壊れたので『ちょっと頑張れよ』って喝を入れたいです。でも、お客様センターに電話したらいい対応をしてくださったので大丈夫でした」とプライベートでのハプニングを明かした。

完成披露上映会の舞台あいさつでは、主演の玉木は「この映画に出てくる勝海舟は、いつも笑っていられるような強い精神力を持った人だと思って愛着を持って演じました。映画を通して勝海舟の思いが、皆さんの明日への活力になったらうれしいです」とPR。京都での撮影以来、久しぶりに再会したというキャスト陣だが、互いの感想を聞かれると、石原は「春奈ちゃんが一年ぶりに会ったら、大人になって色っぽくなっていました」とコメント。玉木も川口の背中が大きく開いたドレス姿を「背中がすごいことになっているよ」と絶賛していた。

また「久しぶりに会って変わった人は?」との質問には、石原は「やっぱり時生君じゃないですか。一年前はすごくシャイだったのに、最近は『SMAP×SMAP』にも出るくらい売れちゃって、超現場慣れしてきています」と?柄本いじり”で会場の笑いを誘った。