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ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは、日本では「ゆとり世代」「ポスト・ロスジェネ世代」などと呼ばれるY世代(1983~95年生まれ/調査実施時18~30歳)1,000人を対象に「Y世代の仕事に対する意識調査」を実施した。

賃金と福利厚生で重視するのは「基本給」

Y世代がキャリアにおいて重視する3大要素の筆頭に挙げたのは「個人的財産」だった。全体の41%が「個人的財産の構築がキャリアの成功を定義付ける」と回答している。

賃金と福利厚生で重視する点についての問いでは、74%が「基本給」を挙げた。次いで「ボーナス」(61%)、「有給休暇の日数」(56%)、「フレックスタイム勤務の有無」(34%)、「在宅勤務制度の有無」(18%)となっている。

キャリア成功の指標について尋ねると、49%が「仕事での満足感・仕事を楽しめる事」、同じく49%が「雇用安定の獲得」と回答した。以下「経済的豊かさ・高い給与」(41%)、「仕事とプライベートのバランスを達成すること」(39%)、「豊富な経験を積むこと」(35%)、「社会的評価を得ること」(21%)と続く。

仕事から満足感を得るために重要な要素を尋ねると、最も多い回答は「報酬」(52%)だった。次いで「達成感」(47%)、「高く評価されている実感」(40%)、「何かに貢献したという実感」(31%)となっている。