JR東海は7月16日、社長会見で、エクスプレス会員向けに、東京から名古屋、京都、新大阪の各駅ともに一律5,400円(税抜価格:5,000円)の商品「超☆超IC早特」を発売すると発表した。

東海道新幹線は今年10月1日に開業50周年を迎えるが、開業当時の超特急「ひかり」1等車の東京・新大阪間の運賃・料金は5,030円だったことから、同社は50年前に思いを馳せながら、最新のチケットレスの旅を楽しんでほしい」としている。

同商品はICカードによるチケットレス乗車専用で、IC乗車サービス「エクスプレス予約」「プラスEX」の会員本人の専用ICカードが必要で、グリーン車・自由席を除く「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車指定席が利用できる。

エクスプレス予約のキャンペーンページ

プラスEXのキャンペーンページ

予約期間は8月24日から9月18日まで、利用期間は9月24日から10月9日までで、発売席数には限りがある。

設定区間は。東海道・山陽新幹線の全35駅(プラスEXは東海道新幹線の全17駅)。例えば、「東京・品川-名古屋」「東京・品川-京都」「東京・品川-新大阪」の価格は5,400円に設定されている。

「東京・品川-新大阪」の「のぞみ」号普通車指定席の所定の運賃・料金(片道分)と比較すると、9,050円安い。通常きっぷとの差額は「エクスプレス予約」「プラスEX」のWebサイトで確認できる。

プラスEXの「超☆超IC早特」のおねだんと割引額(大人1名片道利用)