『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』より、本作の押井守総監督がホストを務めるトークショー第3回「マモルの部屋」が、7月24日に東京・ピカデリー新宿で開催され、『踊る大捜査線』の本広克行監督がゲストとして登場することが明らかになった。

『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』メインビジュアル

「マモルの部屋」は『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の各章公開と共に行われているトークショーで、「第1章」時はキャストの千葉繁氏、「第2章」時は本作のチーフプロデューサーで『機動警察パトレイバー2 the Movie』のCGプロデューサーを担当した宮下俊氏、『機動警察パトレイバー2 the Movie』のプロデューサーだった石川光久氏など、豪華なゲストが登場。ホストの押井総監督とディープなトークを繰り広げていた。

第3回に登場する本広監督は「本気で影響を受けたのは押井守監督!」と、自他ともに認める"押井マニア"であり、高校一年生の時に映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を観て「トラウマ級の衝撃を受けた」と語っている。実際に『踊る大捜査線』の湾岸署も『パトレイバー』の特車二課を意識しており、今回の「マモルの部屋」では、本広監督が過去の押井作品から今回の『パトレイバー』を徹底的に語っていくという。詳細は、公式サイトまで。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。

7月12日からは、エピソード4「野良犬たちの午後」とエピソード5「大怪獣現わる 前編」の2話から構成される『第3章』が公開。なお、エピソード5では、アニメ版で篠原遊馬役を演じた古川登志夫、主人公・泉野明(いずみ のあ)役を演じた冨永みーなが、ラジオパーソナリティとして声の出演を果たし話題となっている。8月30日からは、エピソード6「大怪獣現わる 後編」とエピソード7「タイムドカン」の2話で構成された『第4章』が公開される。

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