東京都・原宿の太田記念美術館では、さまざまな妖怪が描かれた浮世絵を紹介する「江戸妖怪大図鑑」を開催している。開催期間は9月25日まで(祝日を除く月曜、7月22日、7月28日~31日、8月27日~29日、9月16日は休館)、三部制となっている(第一部「化け物」7月27日まで、第二部「幽霊」8月1日~26日、第三部「妖術使い」8月30日~9月25日)。開館時間は10:30~17:30。入場料は一般900円、大高生600円、中学生以下は無料。

葛飾北斎「百物語 お岩さん」(中外産業(株) 原安三郎コレクション) 第二部展示

月岡芳年「和漢百物語 頓欲ノ婆々」(太田記念美術館蔵) 第二部展示

同展は、見る者を怖がらせる迫力あるものから、思わず笑ってしまうようなユーモラスなものまで、浮世絵版画における妖怪画の全貌を探るというもの。会期を三部にわけて約270点もの作品を紹介している。

第一部は、歌川国芳の代表作を含む、鬼や天狗、化け猫、河童などおなじみの妖怪が勢ぞろいする「化け物」をテーマに、第二部は葛飾北斎による妖怪画の傑作「百物語」全5点を同時展示するほか、お菊やお岩などの「幽霊」が登場。第三部では、国芳の傑作「相馬の古内裏」の表現の謎を探るとともに、蝦蟇(がま)や蛇を操る「妖術使い」が描かれた作品に展示替えされる。