JR東日本はこのほど、観光列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」の2014年度下半期分(2014年10月から2015年3月まで)の運転日と旅行商品の概要、メニュー監修を担当するシェフを発表した。

JR東日本の観光列車「TOHOKU EMOTION」

今回の発表によると、下半期は週末を中心に計43日間運行。八戸~久慈間の乗車券と「TOHOKU EMOTION」利用がセットになった「八戸駅発着コース」、首都圏・仙台エリアから八戸駅までの新幹線往復と「TOHOKU EMOTION」利用がセットになった「日帰りコース」の2種類の旅行商品が発売される。

料金は、「八戸駅発着コース」の片道(久慈駅から八戸駅へ)デザートブッフェ付が4,100円、片道(八戸駅から久慈駅へ)ランチコース付が7,200円。往復(ランチコース・デザートブッフェ付)が1万800円。「日帰りコース」は、東京駅発着で「TOHOKU EMOTION」を往復で利用する場合、3万800円となる。いずれのコースも、1号車(コンパートメント個室車両)利用の場合は片道3,000円の追加代金が必要とのこと。

メニュー監修は、東京・表参道のフレンチレストラン「L'AS」オーナーシェフ、兼子大輔氏が担当。同氏は今年、英国「FOUR MAGAZINE」が新進気鋭の優れたシェフに贈るライジングスター賞(アジア部門)を受賞したばかりで、「人気シェフの感性と地元食材の融合が織りなすコース料理のお食事にどうぞご期待ください」とJR東日本。発売は10~12月分が7月24日14時から、2015年1~3月分が10月23日14時から。JR東日本各駅のびゅうプラザ、おもな旅行会社にて取り扱う。