トムソン・ロイターは7月15日、日本市場において、知的財産管理・研究開発サポートシステム「Thomson IP Manager」をリリースした。

Thomson IP Managerは、企業や研究機関が有する特許・商標といった知的資産の戦略的な管理・運用をサポートするシステム。同社の保有する特許・商標などの知的財産データベースとのシステム連携や企業ネットワークを活用することで、世界各国のリアルタイムな法改正情報を集約してシステムを自動でアップデートし、知的財産の管理・運用を最適化できるという。

同社が手がける特許年金や商標維持管理費用の代行サービスとも連携しており、発明などのアイデアを生み出す段階から保有権利を維持するための業務まで、知的財産の運用・管理に必要なすべてのプロセスをサポートが可能となっている。また同システムは、導入にあたってシステム開発や利用環境変化に伴う仕様変更の必要がなく、運用コストを抑えられる設計になっている。