電動自転車のバッテリーをポータブル電源として使用できる「サイバシ」

ターミナルは7月15日、電動アシスト自転車のバッテリーを使用するポータブル電源「サイバシ」を発表した。発売は7月18日で、希望小売価格は15,800円(税別)。

電動アシスト自転車に使用されているリチウムイオンバッテリーは4Ah～16Ahと、一般的なモバイルバッテリーなどに比べて大容量だ。日常的に使用するものなので、充電済みである場合が多い。本製品を使えば、それら電動アシスト自転車のバッテリーを、災害時や停電時の非常用電源として、またアウトドア、キャンプ、野外イベントなどでポータブル電源として活用できるようになる。

ポータブル電源として使用するには、本体の上に電動アシスト自転車用のバッテリーを置くだけでよい。国内主要3メーカー(パナソニック、ヤマハ、ブリヂストン)の電動アシスト自転車用バッテリーに対応している。

出力は、AC100VとDC5V。AC100Vの場合は定格出力が250Wで、最大出力が300W。DC5V出力の場合、2.1Aまでの電流を供給することができる。4Ahの電動アシスト自転車用バッテリーを使用した場合、バッテリー容量1,500mAhのスマートフォンで約13回のフル充電を行うことができる。

本体サイズはW190×D200×H56mmで、質量は680g。