米BOX OFFICE MOJOは7月11日~7月13日の全米週末興業成績を発表した。

ピエール・ブールの同名SF小説を映画化した「猿の惑星」シリーズのリブート版として2011年に制作された『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編となる『猿の惑星:新世紀(ライジング)』が初登場首位にランクイン。新たに『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス監督を起用し、人類の大半を滅ぼしたウィルスの流行から10年後、人類に代わって地球の支配者となる新世代の猿たちが生存していた人類の一団と接触し、再度支配権を巡る争いとなる様子を描く。人間側のキャストとしてゲイリー・オールドマンをはじめ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェイソン・クラーク、ケリー・ラッセルらが出演している他、猿側のキャストには前作同様シーザー役にアンディ・サーキス、ジュディ・グリアらが出演している。

(C)2014 Twentieth Century Fox

(C)2014 Twentieth Century Fox

前週1位の『トランスフォーマー/ロストエイジ』は3週目にして2位に転落。累計興行収入は2億903万1,000ドルと2億ドルを超え、首位の座を譲り渡したものの、以前として大ヒットの記録を更新している。

9位『Begin Again(原題)』は、前々週23位、前週15位と順位を上げ、と3週目にして初のトップ10入り。落ちこぼれたレコード会社のスカウトマンが才能あるシンガーソングライターの女性と出会い、成功と再起を図る物語を描いた作品。主人公のスカウトマン約をマーク・ラファロが演じる他、キーラ・ナイトレイがシンガーソングライター役を、ヘイリー・スタインフェルドが主人公の娘役を演じている。監督は『ONCE ダブリンの街角で』(2006年)のジョン・カーニーが務める。

全米週末興行成績TOP 10(7月11日~7月13日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 猿の惑星:新世紀(ライジング) 7,300万ドル 同左 9月19日 1
2 1 トランスフォーマー/ロストエイジ 1,650万ドル 2億903万1,000ドル 8月8日 3
3 2 Tammy(原題) 1,291万ドル 5,735万4,000ドル 未定 2
4 3 22 Jump Street(原題) 670万ドル 1億7,196万1,000ドル 未定 5
5 5 How to Train Your Dragon 2(原題) 586万5,000ドル 1億5,206万8,000ドル 未定 5
6 6 Earth to Echo(原題) 550万ドル 2,459万7,000ドル 未定 2
7 4 Deliver Us From Evil(原題) 470万ドル 2,500万2,000ドル 未定 2
8 7 マレフィセント 416万9,000ドル 2億2,199万4,000ドル 公開中 7
9 15 Begin Again(原題) 293万5,000ドル 528万6,000ドル 未定 3
10 8 ジャージー・ボーイズ 251万ドル 4,170万5,000ドル 9月27日 4

『猿の惑星:新世紀(ライジング)』予告編