ESETは7月11日、DailymotionにおけるWebサイト改ざんに注意を呼びかけた。

7月の時点で、動画共有サービス「Dailymotion」のWebサイトが改ざんされ、マルウェアが仕掛けられたとされており、「Dailymotion」の閲覧者は不正にリダイレクトされ、リダイレクト先より他のマルウェアがダウンロードされる恐れがあるという。

なお、ESETでは5月に配信されたウイルス定義データベースで、該当のマルウェアを検出している。Java/Obfus.AU、Win32/Kryptik.CBLUの亜種の「トロイの木馬」だという。

ESETでは、ウイルスに感染しないために「ESET製品プログラムのウイルス定義データベースを最新にアップデートする」、「OSのアップデートを行い、セキュリティパッチを適用する」、「ソフトウェアのアップデートを行い、セキュリティパッチを適用する」、「データのバックアップを行っておく」、「脅威が存在することを知る」などを挙げている。

「脅威が存在することを知る」では、「知らない人」よりも「知っている人」の方がウイルスに感染するリスクは低いと考えられ、ウイルスという脅威に触れてしまう前に「疑う」ことができるとしている。