パナソニック システムネットワークスは、最大1080p/毎秒60フレームのフルHD機能標準対応で、4地点以上の多地点接続機能を標準搭載したビデオ会議システム「HD映像コミュニケーションシステム」の新モデル2機種(ハイグレードモデル「KX-VC1600J」/ベーシックモデル「KX-VC1300J」)を9月より発売すると発表した。

ビデオ会議システム「HD映像コミュニケーションシステム」

ハイグレードモデル「KX-VC1600J」は、内蔵MCU(マルチコネクションユニット)による6地点接続機能を標準搭載し、さらにオプションの追加で業界最多最大10地点までの多地点接続が可能。フルHDでのコミュニケーションが可能なビデオ会議システムで、高額なMCUを別途必要とせず本装置内蔵MCUのみでの10地点接続は業界最多となる。なお、ベーシックモデル「KX-VC1300J」は、4地点接続機能を標準搭載。

加えて、両モデルでは、マルチデバイス対応として、Windows、iOS、Android搭載のパソコン、スマートフォン、タブレットなどの各種端末からの接続も可能。また、H.261、H.263、H.239デュアルストリームに対応することで、すでに使用している他社製ビデオ会議システムとの接続・互換性も確保し、既存の設備を活用しながらの増設もできる。

さらに、「KX-VC1600J」は、社内ネットワークと社外ネットワークのデュアル接続対応のため、社外接続に必要となる高額な機材への投資が不要(10月のバージョンアップにて対応)。