オーディオテクニカは7月10日、スポーツ用ヘッドホン「SONICSPORT」シリーズを発表した。ラインナップは、「ATH-SPORT3」「ATH-SPORT2」「ATH-SPORT1」「ATH-SPORT1iS」の4製品で、いずれも発売は7月25日。価格はオープンで、推定市場価格はATH-SPORT3が5,000円前後、ATH-SPORT2が3,000円前後、ATH-SPORT1が2,000円前後、ATH-SPORT1iSが3,000円前後(いずれも税別)。

4製品ともIPX5の防水性能を備えており、汗が掛かっても問題なく、水道やシャワーでの水洗いも可能だ。また、イヤーピースは密閉感の高い「ファインフィットイヤピース」と、外部の音を聞きやすい「アクティブフィットイヤピース」の2タイプを付属。ケーブルはU型で、絡みにくくタッチノイズの少ないウェーブコードを採用。長さはすべて1.2mとなっている。

「ATH-SPORT3」

ATH-SPORT3は、360°フレキシブルイヤハンガーを採用するモデル。耳の形に合わせて調節できるため、激しい動きでも外れにくい。

新設計のφ10mmドライバーを採用。クリアな中高域とレスポンスのよい低音再生を実現している。ハウジングには低域の量感をアップするためのダクトが設けられているが、この部分も防水仕様となっている。再生周波数帯域は10Hz~25kHzで、インピーダンスは16Ω。出力音圧レベルは102dB/mWで、最大入力は200mW。ケーブルを除いた質量は約9.5gだ。カラーはブラックとレッドの2色が用意されている。

「ATH-SPORT2」

ATH-SPORT2は、エルゴノミックイヤサポートを採用するモデル。イヤサポートは着脱式で、S・M・Lの3サイズが用意されており、耳のサイズに合わせて選択することができる。

ドライバーはφ10mm。再生周波数帯域は15Hz~24kHzで、インピーダンスは28Ω。出力音圧レベルは100dB/mWで、最大入力は100mW。ケーブルを除いた質量は、約6.8g。カラーはブラック、ブルー、ネイビーイエロー、レッド、イエローピンクの5色が用意されている。

「ATH-SPORT1」(左)と「ATH-SPORT1iS」(右)

ATH-SPORT1は耳に沿う立体形状のイヤハンガーを採用したモデル。耳に掛けた後は自然にホールドされ、激しい動きでも外れない高いフィット性を有している。

新設計のφ8.5mmドライバーを採用。再生周波数帯域は20Hz~23kHzで、インピーダンスは16Ω。出力音圧レベルは100dB/mWで、最大入力は200mW。ケーブルを除いた質量は、約11g。カラーはブラック、ブルー、ネイビーイエロー、ピンク、レッド、イエローピンクの6色が用意されている。

ATH-SPORT1iSは、ATH-SPORT1にスマートフォンの操作や通話が可能なリモコンマイクを装備したモデル。Android OSを採用するスマートフォンで利用でき、プラグは3.5mmの4極タイプ。リモコンマイク以外の仕様は、ATH-SPORT1と同一となっている。カラーはブラック、ネイビーイエロー、ピンク、レッドの4色。