三井住友カードは8日、インターネット決済専用Visaプリペイドカード「三井住友VISAプリペイドe」を、全国のローソン約1万2000店、ミニストップ約2000店、およびファミリーマート約1万1000店の多機能端末で販売するサービスを開始した。

同サービスにより、顧客は従来の購入チャネルである専用Webサイトに加え、ローソンおよびミニストップの多機能端末「Loppi」と、ファミリーマートの多機能端末「Famiポート」の専用画面から「三井住友VISAプリペイドe」(以下プリペイドe)の購入手続きが可能となる。

多機能端末の画面で購入金額を選択後、端末から出力される支払伝票を持ってレジで購入金額を支払い、受け取った領収書に記載された仮発行番号をプリペイドe専用サイトに入力することで、「プリペイドe」が画面上に同発行され、インターネット上で利用できるようになる。「プリペイドe」の購入代金を現金決済したい顧客にとっては、購入手続きと決済がコンビニでほぼ同時に完了できるため、購入手続きが容易になるという。

「プリペイドe」は、世界中のVisaのインターネット加盟店で利用可能なプリペイドカード。国内のVisaプリペイドカードとしては唯一という、1回ごとに使い切って都度新たなカード番号に変更していく使い方と、有効期限内であれば繰り返し何度でもチャージをして利用する使い方の選択が可能。繰り返しチャージして使いたい場合も、「Loppi」と「Famiポート」での同様の手続きで購入手続きをしたのち、専用サイトにて既存カードへのリチャージができる。

三井住友カードはこのたびの販売チャネルの拡大に加え、今後も「プリペイドe」を利用の顧客の利便性向上を図り、利用促進につながる施策を展開していくとしている。