プラチナ・ギルド・インターナショナルはこのほど、結婚10年以上の40代~60代の男女既婚者600名(年代別男女各100名)を対象に、日本の夫婦の「いま」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は4月18日~20日。

「よい夫婦だと思いますか?」

およそ7割が自分たちは「よい夫婦」だと回答

調査ではまず、自分たちが「よい夫婦」だと思うか聞いたところ、「はい(66.8%)」「いいえ(33.2%)」と、およそ7割が「よい夫婦」だと思っていることが判明。さらに男女別で見てみると、「はい」と回答したのは男性が72.0% だったのに対し、女性は61.7% と10ポイント以上も低く、妻よりも夫の方がよい夫婦だと思っていることがわかった。

夫に対する不満、1位は「感謝の言葉が少ない」

「配偶者への不満についてお聞かせください。どんな不満がありますか?【女性】」

次に、配偶者への不満について女性のみに尋ねたところ、最も多かった回答は「感謝の言葉が少ない(23.7%)」で、どの年代からも多く支持された。ほかにも、40代では「収入が少ない」と回答した人が多く、50代では「臭い」、60代では「価値観があわない」といった不満がそれぞれ上位となった。夫婦生活の年月によって不満もいろいろだが、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが、いい夫婦であり続ける秘訣といえそうだ。

妻が欲しい物は「旅行」と「ジュエリー」

「どんなプレゼントを配偶者からもらったらうれしいですか?【女性】」

「どんなプレゼントを配偶者からもらったらうれしいですか?」と女性に質問したところ、1位は「旅行(32.0%)」、2位は「ジュエリー/アクセサリー(28.0%)」だった。

「3年以内に配偶者にプレゼントした物はありますか?【男性】」

続いて、「3年以内に配偶者にプレゼントした物はありますか?」と男性に質問したところ、1位は「食事(30.0%)」、2位は「食べ物(28.7%)」という結果に。女性は、思い出に残る「旅行」や「ジュエリー」といった特別な物を望んでいるのに対し、男性は「食事」や「食べ物」といった日常的なものをプレゼントしていることがわかった。

今回の調査では、約7割もの人が「よい夫婦」だと思っているものの、一方で、感謝の言葉が少なかったり、欲しい物に相違があったりと、夫婦の間にコミュニケーション上のギャップがあることが伺い知れる結果となった。