キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、東日本大震災の復興支援活動「みんなの笑顔プロジェクト ~Smile for the Future~」の一環として、宮城県名取市の宮城県農業高校・写真部員を対象とした写真教室を7月12日に実施する。

宮城県農業高校 写真部の作品

生き残った命

震災の記憶

失われた道

みんなの笑顔プロジェクトは、東日本大震災で被災した地域の復興支援活動としてキヤノンMJが2012年より実施しているもの。このたび写真教室を実施することとなった宮城県農業高校は津波で校舎が被災し、デジタル一眼レフカメラなどの機材がすべて消失した。キヤノンMJでは2011年5月に、宮城県や岩手県内の7校に撮影機材を提供。宮城県農業高校にも機材が寄贈され、同校の写真部は被災地の現在の姿を知ってもらうため、寄贈された機材で作品を撮り、写真展やコンテストに応募している。

今回実施される写真教室はみんなの笑顔プロジェクトの一環として、国際協力NGO「公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)」と協力して行われるもの。写真家の広田泉氏を招き、高校生にプロカメラマンの技術やノウハウを伝える趣旨で実施される。参加する宮城県農業高校の写真部員は、広田氏から撮影に関するレクチャーを受け、実際に写真を撮影。プリントアウトした作品の講評を受ける予定だ。