ヴァージン アトランティック航空の新制服の披露パーティに出席したヴィヴィアン・ウエストウッド

ヴァージン アトランティック航空は7月7日、同社の新ユニフォームを正式に発表したデザイン担当したのは、イギリスを代表するファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド。

同社は7月1日に披露パーティを開き、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ブロンディなどの著名人が参加した。

キャビンクルー、パイロット、空港ラウンジ「クラブハウス」、そして「ヴァージン ホリディ」のスタッフを含む7,500名以上の職員が、過去1年にわたる空港や機内での試着の結果、合計22種類となった新しいユニフォームを受け取る。

新制服では、独創的なデザインとサスティナビリティが最優先されている。高度なカッティング、美しいテーラリング、衣服を長持ちさせ色持ちを良くするため、ペットボトルをリサイクルしたポリエステル糸やナノ加工が用いられている。

女性キャビンクルーの制服は、90年代に発表した「Bettina」ジャケットにインスパイアされたエレガントでフェミニンな赤いジャケット、後ろにセクシーなダーツをあしらった揃いの赤いペンシルスカートとなっている。

手描きの羽のデザインはヴァージン アトランティック航空で繰り返し使われている象徴で、地上職員のために新しく追加されたバッグにもこのウィングがデザインされている。

また、1940年代のフランスのクチュールデザインに用いられたカッティング技術を参考にし、女性用にはダブルのドレープコートをデザインし、ブランドのアイコニックな赤いクラシックなシューズ「アワーグラスヒール」をアップデートした。男性クルーには、現代的なひねりをきかせた深みのあるワインレッドのウール素材を使用した、シャープなサビル・ロウスタイルのスリーピーススーツを提供する。

ヴァージン アトランティック航空の新制服