ウェザーニューズはこのほど、「梅雨の通勤事情」の調査結果を発表した。同調査は6月12日~13日に、同社のアプリ「ウェザーニュースタッチ」利用者を対象として実施したもの。

通勤時間、より多くかかるのはやはり首都圏

「雨の日の通勤は、何分多くかかるか」(回答者数1万1,995名)を調査したところ、全国平均は「5分多くかかる」という結果に。都道府県別では、沖縄県(+9.5分)、高知県(+7.1分)、徳島県(+7.0分)、4位神奈川県(+6.2分)、埼玉県(+6.0分)となった。
また、東京都(+5.9分)、千葉県(+5.5分)などの公共交通機関利用者が多い首都圏および関東南部は、平均が+5.9分と全国平均より長くなっている。

通勤ジャッジはいつする?

「雨の朝の通勤、いつもより出発を早める判断はいつするか」(回答者数1万2,618名)については、「前日」(23.0%)、「当日朝」(41.0%)、「特に早めない」(36.0%)となった。

都道府県別にみると、前日判断の割合が最も大きい地域は宮崎県(32.4%)、熊本県(31.9%)、福岡県(29.8%)、佐賀県(29.0%)、岡山県(28.3%)と、九州の各県が上位を占める結果となった。

ちなみに日本の総降水量(平年値1981~2010年)は、1位熊本県、2位鹿児島県、3位宮崎県、4位佐賀県、5位高知県と九州が多いことから、降水量が多いエリアほど前日に判断している人が多いと言える。

調査の詳細は、同社Webページより確認できる。