スリックは、2mを超えるAMT製の三脚「プロ 700 LE4-TI」と、「プロ 500 LE5」の2モデルを発表した。7月11日より発売する。希望小売価格は「プロ 700 LE4-TI」が58,800円、「プロ 500 LE5」が42,800円(いずれも税別)。

プロ 700 LE4-TI

写真上が「プロ 500 LE4-T」、下が「プロ 500 LE5」

「プロ 700 LE4-TI」は、アルミ、マグネシウム、チタン合金からなるAMT三脚。脚部の段数が「4」で、最大2mの高さにカメラを設置可能。最大パイプ径は30.2mm。脚部の開き具合を調整できる開脚ストッパーを搭載し、ハイ・ミドル・ローの三段階で高さを調節できるほか、レバー式の脚部ロックによりセッティングもスムーズに行える。エレベーターの下部を取り外せばローポジションでの撮影も可能。

雲台は2ハンドル・3WAY式の「SH-807N」を搭載。カメラとの接地面はゴム入りコルクとなっており、金属製の締め付けナットと合わせてしっかりとカメラを固定できる。水準器は、2軸用と縦位置用の2基を装備。

主な仕様は縮長が700mm、エレベーター下げ全高が1,690mm、地上最低高が398mm、最大搭載重量が7kg、全高が2,070mm、重量が3,700g。

プロ 500 LE5

「プロ 500 LE5」は、全高1,890mmのモデル。脚部の段数が「5」で、ロック部がプラスチックパーツになっているなど価格が抑えられている。最大パイプ径は26.8mm。AMT合金や開脚ストッパー機構の採用など、基本機構は「プロ 700 LE4-TI」とほぼ共通となっている。雲台にはサイズの小さい2ハンドル・3WAY式の「SH-806N」を搭載。

主な仕様は縮長が600mm、エレベーター下げ全高が1,610mm、地上最低高が340mm、最大搭載重量が3kg、全高が1,890mm、重量が2,320g。