歌手の浜崎あゆみが3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、「ayumi hamasaki PREMIUM SHOWCASE~Feel the love~」の東京公演を行った。

「ayumi hamasaki PREMIUM SHOWCASE~Feel the love~」の東京公演を行った浜崎あゆみ

最新アルバム「Colours」を引っ提げた同ライブは、東京、大阪、名古屋の3都市で11公演のみ実施するプレミアムステージ。昨年、デビュー15周年を記念したツアーを敢行した浜崎は、今年で歌手活動16年目を迎え、初の4日連続公演、MC及びアンコールなしの試みを行った。

4日間続く東京公演の初日を迎えるにあたり、浜崎は「最高のステージをみなさんに届けられるよう、私自身も楽しんでやりきる気持ちとともに、全力で駆け抜けていきたい」と意気込みを。最先端の技術や演出を取り入れたセットについても、「今年のライブはこだわりにこだわった、まさにプレミアムなステージになっています」と自信のコメントを寄せた。

30分遅れで始まったこの日のオープニングでは、大掛かりな跳ね上げリフターから浜崎が現れ、集まった11,500人のファンは「あゆー!」と一斉にピンクのサイリウムを振って大熱狂。高さ約7メートルのリフターの上で「WHATEVER」を歌唱後は、真っ赤な巨大ドレスで「Hello new me」を披露するなど、息もつかせぬ展開でファンを魅了した。

中盤の「Angel」では、ステージから約6メートルの上空で命綱なしのフライングパフォーマンスを披露。サーカスのパフォーマー並のアクロバットな動きを見せた浜崎に、会場からは大きな拍手が送られた。また、ラスト曲の「Feel the love」では、ステージに激しい雨を降らせる演出も。ズブ濡れになりながらも歌いきった浜崎は、「みんな愛してるよ~!また会いに来てね!」と全25曲、約2時間超のライブを締めくくった。