東京建物と日立アーバンインベストメントはこのほど、共同で神奈川県・戸塚に分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅を隣接地に同時開発する「多世代交流型一体開発プロジェクト」を始動した。

横浜市戸塚区でスタート「多世代交流型一体開発プロジェクト」

世代間の"絆"を育み、永く快適に住み続けられる街

同プロジェクトのコンセプトワードは「戸塚未来宣言」。世代間や地域とのつながりをつくり出すプロジェクトとなる。小さな子供や子育て世代、高齢者などそこで生活する人々が地域に溶け込むことで「絆/つながり」を育み、永く快適に住み続けられる「多世代交流型」のまちづくりを目指すという。

特徴には、多世代の自然な交流を生む共用部のコミュニティデザインや家族が高齢になったときを見据えた介護問題への対応、多世代家族の近居を実現するための支援策などがある。さらに、MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)を導入し、省エネ支援、セキュリティや見守りサービスなどと連携する。

同プロジェクトの概念図

街区の名称を募集

同プロジェクトの始動にあわせ、「一体開発街区名称募集キャンペーン」を実施。募集は8月20日まで、郵送の場合は当日必着となる。9月に行われる発表会で名称の発表と授賞式を行う。決定された名称を応募した中から抽選で1名を命名者とし、副賞として日立製の3Dテレビセットを贈呈する。

同プロジェクトの内容や、名称募集キャンペーンの詳細については、同プロジェクトのWEBサイトで確認することができる。