日産自動車は3日、軽自動車「デイズ」の一部仕様を向上して発売した。同社の関連会社であるオーテックジャパンからは、「デイズ」をベースにしたカスタムカー「デイズ ライダー」と福祉車両の一部仕様を向上させたほか、「デイズ ルークス」の特別仕様車「ライダー ブラックライン」の新設定も発表している。

日産「デイズ」の一部仕様が向上

「デイズ」の一部仕様向上においては、減速時にオルタネーターで発電した電力をニッケル水素電池に充電し、オーディオやナビなどの電装品に使用するバッテリーアシストシステムを、2WDの「S」「X」「ハイウェイスターX」「ハイウェイスターG」に採用。吸気ダクトレイアウト変更による吸気の低温化やトランスミッションのギア比変更などにより、加速性能も向上している。

ボディカラーの一部見直しも行われ、ソリッド調の「アゼリアピンク」、プレミアム感と大人っぽさを表現した「モカブラウン」、ハイライトにほんのりとピンクが浮かび上がる「ピンクゴールド」の3色追加した全10色の設定とした。「デイズ」の価格は109万8,360~161万2,440円(税込)。

「デイズ ライダー ブラックライン」(「ハイウェイスターGターボ」ベース)

「デイズ アンシャンテ 助手席スライドアップシート ハイウェイスターX」

オーテックジャパンは、「デイズ」をベースとしたカスタムカー「デイズ ライダー」と福祉車両「アンシャンテ」に、ベース車と同様の一部仕様向上を実施して7月3日に発売。「デイズ ルークス」をベースとした福祉車両「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」を新設定して7月3日に、「デイズ ルークス」の特別仕様車「ライダー ブラックライン」を新設定して8月1日に、それぞれ発売する。