歌手のMay J.が、2日に放送された日本テレビ系音楽番組『1番ソングSHOW 1位をとった豪華アーティスト大集合! 名曲のヒミツ大告白2時間SP.』で、映画『アナと雪の女王』の楽曲「Let It Go」に関する"ヒミツ"を語った。

「Let It Go」にまつわるエピソードを語ったMay J.

累計動員1,900万人、興行収入242億円を突破し、大ヒット中の『アナと雪の女王』。日本語吹き替え版でエルサ役を演じた松たか子は劇中で「Let It Go」を、May J.は主題歌として「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」を歌っているが、その2曲の歌詞には異なっている部分がある。

このことについて、May J.は「劇中のエルサは『ありのままの自分で生きていきたい』という"願望"がある。(劇中歌は)その決意を示す時に歌っています」と語り、「エンドの私が歌わせていただいている主題歌の方は、紆余曲折があったエルサが初めて自分の本当のありのままの姿を見つけた"幸せ"を歌っているのがこのエンド」とそれぞれの歌詞に込められた意味を解説した。

本作は、25カ国以上で翻訳され、劇中の「Let It Go」はどの国の言葉でも映像と口の動きが合っている。May J.は「映画の口の動きは英語に合わせて作られている」とした上で、「例えば"Let It Go"の語尾の母音が"お"で終わっています。それが日本語になると"ありの"。語尾が"お"で同じなんです」と説明。「映像と声がなるべく違和感がないようにディズニーの方が考えて作られたんですよね」と語り、各国の翻訳家を称賛した。