タマホームと面白法人カヤックが共同設立したSuMiKaは、バンタンデザイン研究所と連携し、建築写真撮影サービス「家撮り部(いえどりぶ)」をスタートする。開始日は7月31日。価格は1件5,000円(税抜き)。

「家撮り部」は、バンタンデザイン研究所でインテリアデザインなどを学ぶ学生が撮影した建築写真を、工務店を対象に提供するサービス。「自社の建築事例をうまく撮影したいが、方法がわからない」、「プロのカメラマンに頼むと費用が高額になる」といった工務店の悩みを解消するとともに、高品質な建築写真で発信力を強めビジネス機会を増やす狙いがある。一方、「家撮り部」として派遣される学生にとっては、施工現場を訪れることで、将来目指すクリエイティブな仕事現場への理解を深め、視野を広げることができると想定されている。

また、プロカメラマンによる撮影の相場(およそ5万円~20万円)が高額であるため、多くの施工例の撮影が行われていない現状を鑑みて、撮影費用は1件5,000円(税抜)に設定。展開地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県から開始し、順次拡大予定。撮影対象となるのは、工務店が手がけた住宅、オフィス、店舗、リフォーム風景などとなっている。