JR東日本千葉支社は、総武本線市川~佐倉間が開業120周年を迎えるのを記念し、開業記念日の7月20日を中心に記念事業を実施する。

写真は総武本線を走る209系

当日は、市川駅、船橋駅、千葉駅、佐倉駅の各駅で記念入場券発売や記念イベントを実施。記念入場券は4駅の大人入場券各1枚ずつ、計4枚のセットで、価格は560円。各駅2,000セット、合計8,000セットの限定となる。発売駅ごとに異なるトレインカードが付いており、4駅のトレインカードの裏面をつなげると1枚の列車の写真になるという。記念イベントの内容は各駅にて異なるが、こども駅長制服での記念撮影会、駅の写真展、コンサートなどが行われる予定だ。

7月20日限定で、寝台車両(24系客車)による120周年記念号も運転。日帰り旅行商品と夜行列車(車中泊)商品をインターネットで限定販売する。日帰りコースは市川~佐倉間で「120周年記念号」(DE10・カニ車・24系客車5両・EF64の8両編成)に乗り、帰りは普通列車に乗車するツアー。市川駅発着大人1名の旅行代金は8,900円。

車中泊コースでは、「120周年記念号」(カニ車・24系客車5両・EF64の7両編成)で千葉駅を7月20日午後に出発し、翌朝に青森駅に到着。帰りは新幹線を利用する。千葉駅発着大人1名の旅行代金は4万2,000円。両コースとも定員120名。JR東日本千葉支社ウェブサイトから申し込める。

記念日に先立ち、千葉県内を走る209系車両2編成に120周年記念ヘッドマークを掲出。7月18日から8月31日まで、総武本線、成田線、内房線、外房線、東金線、鹿島線の各線を運行する予定だ。