日本オラクルは6月30日、定額制のオンデマンド型学習サービス「Oracleアンリミテッド・ラーニング・サブスクリプション」を7月1日から国内向けに提供開始すると発表した。

「Oracleアンリミテッド・ラーニング・サブスクリプション」は、オラクル・ユニバーシティが提供する研修コースを、オンライン上で受講できるサービス。継続学習を目的とし、利用料は年間定額制となっているほか、オンラインでの提供により時間や地理的な制約を受けず、「いつでも、どこでも、好きなだけ」受講することが可能だ。

受講者は、オラクルのインストラクターによる「Oracleトレーニング・オンデマンド」の全コースを回数制限なく受講できるほか、最新の技術情報をストリーミングで提供する「Oracleラーニング・ストリーム」の視聴や、世界各地のインストラクターとの交流や質疑応答、演習などの機能を利用できる。

なお、Oracleトレーニング・オンデマンドは、オラクル製品に関する研修コースを収録したビデオ教材を、オンデマンドで受講できるサービス。講義内容の理解度の確認や復習のために利用可能な専用演習環境も提供している。講師への質問も可能で、教材は集合研修と同一のテキストをPDF形式にて配布している。

また、Oracleラーニング・ストリームは、最新の技術解説や製品情報、事例、実装手法などの技術者向けの情報を、ストリーミング形式で提供するサービス。システム管理者や開発者、技術コンサルタント、ITプロフェッショナルにとって有用な情報を適時提供する。

Oracleアンリミテッド・ラーニング・サブスクリプションの年間サブスクリプション価格は、1ユーザー(指名ユーザー)あたり97万8480円(税込)で、10ユーザーから利用可能となっている。