楽天リサーチは6月27日、全国の20代~60代の男女1,000人を対象に実施したスマートフォン利用に関するインターネット調査の結果を発表した。

利用時間を聞いたところ、全体では「1時間以内(29.1%)」が最も多く、これに「30分以内(21.4%)」、「2時間以内(20.4%)」という回答が続いた。性・年代別では、特に「女性20代」において「3時間以内(27.0%)」の利用が他の年代に比べて多かった。

1日のうちスマートフォンを利用する時間について(通話時間を除く) 資料:楽天リサーチ

利用している機能を聞いたところ、「電話」「メール」の機能はどの世代も多数が使っており、「地図・ナビの利用」「LINEなどの無料コミュニケーションサービス」も年代別の差は比較的小さかった。

一方、「ゲーム」「音楽を聞く」「買い物をする」「SNS」の機能は、50歳以上が目立って少なく、40代以下と50代以上の格差が浮き彫りとなった。全体の利用機能のトップ3は「電話」「メール」に次いで「カメラ」だった。

よく利用する機能について 資料:楽天リサーチ

また、よく利用・閲覧するサイトやアプリのジャンルについては、ほぼすべての項目で、40代以下と50代以上の利用数に大きな差が見られた。特に「ブログ」「つぶやき系」「動画サイト」「ショッピング」「店舗情報」では、40代と50代に15ポイント以上の差があった。

よく利用するサイト・アプリについて 資料:楽天リサーチ

スマートフォンにおける商品購入の有無については、40代以下は経験がない人が5割以下であるのに対し、50代は62.0%、60代は71.0%が商品購入の経験がないと回答した。