JR指宿枕崎線喜入~指宿間が28日始発から運転を再開した。同区間は今月21日に生見~薩摩今和泉間で発生した列車脱線の影響で、運転を見合わせていた。

特急「指宿のたまて箱」(2012年撮影)

事故を起こした特急「指宿のたまて箱」は、「しばらくの間、運休します」(JR九州)とのこと。28日以降、同じ運転時刻・停車駅で臨時快速列車(全車自由席)を運転する。

運転再開にあたり、当面の安全対策として、「当該箇所に防護柵を設置」「当該箇所および同線区の同様の斜面箇所について徐行運転を実施」「土砂崩れを検知するセンサーの設置(設置完了までの間は監視員を配置)」などを挙げている。JR九州は運転再開に際し、「今後このような事故を起こさぬよう、列車の安全運行に努めてまいります」としている。