職場で見聞きした「びっくりした」または「信じられない」言動を教えてください

マイナビニュース会員の男性317名に、職場で見聞きした「びっくりした」「信じられない」言動について聞いてみた。中には"世代の違い"や"ちょっとした失敗"では片付けられないかもしれない意見も寄せられた。

Q.職場で見聞きした「びっくりした」または「信じられない」言動を教えてください。
それを見聞きして、あなたはどう思いましたか?また、周りの反応はどうでしたか?

■非常識な言動
・「会社への遅刻欠席をメールですます / 世代間格差を感じた」(32歳/金融・証券/専門職)
・「実家の親と勤務中に長電話する新入社員がいた / 周りの人に働きかけ、やめるように言わせた…周りもドン引きだった」(26歳/建設・土木/事務系専門職)
・「インフルエンザなのに出社していた人がいた / ひどい人だと思った」(47歳/情報・IT/事務系専門職)
・「上司にも関係なく、ため口 / いくら良い関係ができていても、最低限のマナーは保つべき」(32歳/情報・IT/営業職)
・「新人なのに会議中に爆睡し、お偉いさんに注意されると、『辞めてやるわ!』と捨てぜりふをはいて飛び出していった / 唖然とした」(50歳以上/医薬品・化粧品/技術職)

■遅刻・休暇の理由
・「『車検のためにクルマの改造した部分を元に戻すために休む』と言った先輩がいた / 呆れてしまった」(25歳/その他/その他)
・「休みの理由がコンサートだった / 本当にこういう人がいるんだと思った」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「『失恋したので休みます』と休んだ後輩 / 今時の子でわからないなぁと思った」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「遅刻の理由が『家が火事になった』と言った部下がいた / 嘘だ!と思いました…数カ月後、その部下は退職しました」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

■恋愛・結婚・不倫にまつわる話
・「ちょっとかわいい子がいると、取引先や同僚構わず誘惑している人がいた / 自分には絶対できないし、軽率なイメージがあった」(50歳以上/電機/事務系専門職)
・「モテる上司がいて、社内で何人もの女性と関係をもち、挙げ句の果てにはその内の一人と結婚することになったが、その前に付き合っていた彼女が自殺未遂をしたとか… / 女の修羅場はこわい、自分は誠実に生きようと思った」(32歳/不動産/専門職)
・「職場で不倫の修羅場が起こったとき / 周りはドン引き」(49歳/商社・卸/事務系専門職)
・「取引先の受付嬢に声をかけて付き合っていたこと / 取引先との付き合い関係などもあり、その人はメンバーから外された…あまり仕事関係で恋愛関係になるべきではないと反面教師にした」(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)

■呆れた言動
・「お土産代を請求されました…特に頼んでもいないのに / お土産代を請求されるぐらいなら、買ってこなければよいのにと同時に、請求する勇気もよくあるなと思いました」(31歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)
・「お酒を飲んでる人がいた / 駄目な人だと思った」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「現場でけがをした社員を置き去りに帰ってきた上司の行動 / 以前からダメで勝手なやつと思っていたがここまでとは信じがたかった」(50歳以上/情報・IT/クリエイティブ職)
・「複数の同僚から借金後、夜逃げした / お金を貸さなかったので被害はなかった…周りの人は呆れていた」(50歳以上/金融・証券/専門職)

■びっくり・珍行動
・「パートのおばちゃんが課長にお説教してた時 / もっともなことを言っていて関心した」(22歳/商社・卸/営業職)
・「ホワイトデーに『こんな安物、信じられない』と叫ぶ女性社員がいた / 皆で笑ってしまった」(26歳/情報・IT/技術職)
・「机にかばんを置いたら真っ二つに割れた / 伝説になった」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
・「社内を一輪車で移動していた上司がいた…それをイギリス風と言っていた / 社長の息子なので全員黙認」(42歳/建設・土木/営業職)
・「職場にカセットコンロを持ち込んで鍋をしようとしていた社員がおり、コンロを使用するまで倉庫に保管していたが、ボンベからガスが漏れ出し、警報機が反応し大騒ぎになった / 職場で鍋をしようという発想をすること自体がすごいと思った」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

■勤務態度
・「1日に3時間くらいブラブラと席をはずしている人がいる / 給料泥棒だと思った」(25歳/生保・損保/事務系専門職)
・「さぼってばかりの人が怒られた次の日からずっと休んでしまった / 60歳近いおじさんが何にしてんの? と思ってしまった、周りはまたかと言っていた」(30歳/食品・飲料/技術職)
・「一日中ネットやソリティアをして過ごす上司が別の部署にいる / その上司はわざわざよそから引き抜いてきた人なので、給料が他の同じ役職者の倍だと聞いてる…腸が煮えくり返るとはこのこと」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「股を開いて座る」(50歳以上/電機/技術職)

■パワハラ・暴言
・「上司が『俺を誰だと思ってんだ!! 取締役だぞ!』と漫画に出てきそうなセリフを大声で怒鳴った / こいつ本気か…と思いました」(35歳/機械・精密機器/営業職)
・「怒鳴り散らしながら、資料を投げつける行為 / 強い不快さを感じた」(27歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「徹夜残業が当たり前だと考えている職場と上長 / 心の底から許せない」(36歳/ソフトウェア/技術職)
・「いない部下をバカ呼ばわり / 信じられませんでした」(47歳/電機/技術職)

■総評
男性編では「勤務中に親と長電話」「インフルエンザなのに出社」「居眠りを注意されて逆切れ」など、非常識・礼儀知らずと感じられるような言動について最も多くの回答が寄せられた。とりわけ、インフルエンザは感染したら何日も休まなければならないし、他人に感染させてしまったら多大な迷惑をかけることになるので、非常識だと憤慨する声が目立った。仕事が忙しいという同情の声もあったが、出社するのは控えた方がいいという意見がほとんどだった。

次に、遅刻・休暇の理由についても多くの回答が寄せられた。「明らかに嘘っぽい『家が火事になったので遅刻した』」「成人した子供が風邪をひいたので休む」「アイドルが引退した衝撃で寝込んだ」などの理由が並んだ。

また、「キャバクラにハマって、全国の同期から借金をしたあげくに夜逃げをした人がいて、その両親が『会社が悪い』と怒鳴り込んできた」という、まるでドラマのようなエピソードも寄せられた。

他にも、上司が社内を一輪車で移動していた、新人が入社式の日に怒られて辞めた、足が疲れたからと逆立ちで歩いていた人がいた、隣人トラブルで逮捕された人がいた、などさまざまな"びっくりしてしまう言動"が挙げられていた。

笑い話になるものから、周りが冷ややかな目で見てしまうものまで、さまざまな回答が寄せられた今回のアンケート。もちろん、ショックやしんどさの許容範囲は人それぞれだが、これらの回答を参考にして、人に迷惑をかける言動には気をつけたいところだ。

※画像は本文と関係ありません

調査時期:2014年5月23日~2014年6月3日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性317名
調査方法:インターネットログイン式アンケート