島根県益田市で活動する「益田市 町おこしの会」は9月7日に、同市の信号のない公道100kmと、現役空港滑走路を自転車で走る「益田 I・NA・KAライド」を開催する。

信号が全くない同市の公道を走る

エイドで田舎の味を楽しむ

イベントのコースとなるのは、100kmにわたって信号が全くない同市の公道。「100ZERO」とも称されるその公道の周囲には豊かな自然や美しい田園風景が広がり、信号待ちのストレスもなく、田舎ならではの景色も楽しみながら走ることができる。コースの一部には現役の空港滑走路(石見空港)も組み込まれており、滑走路走破という貴重な体験もできる。

海沿いを走る

一足早い秋の風景

走行はレース形式でなくグループライド方式を採用した。レベル別に複数のグループに分かれ、それぞれでゴールを目指す。エイドステーションでは地元の味を楽しめるよう、田舎料理や郷土料理などをたっぷりと用意。そのボリュームには過去の参加者から「食べきれずに困った」といった声が聞かれるほどだという。

コースは空港滑走路のみを走る「ウルトラかめグループ」(4km)、初心者や家族向けの「スーパーかめグループ」(25km)、景色を楽しむ「かめグループ」(100km)、ほどほどのスピードで走る「うさぎグループ」(100~160km)、160kmをスピード重視で走る「スーパーうさぎグループ」の6コース。

白バイが誘導する箇所もある

ママチャリもOK

「ウルトラかめグループ」ではママチャリでの走行も可能。また、今年からは160kmコースに、ユースロードレース「益田チャレンジステージ」のコースも組み込んだ。初心者から本格的な走りに挑戦したい人まで楽しめる内容となっている。

イベントには元プロロードレーサーの山本雅道さんも参加する。山本さんの夫人で元バレーボール女子日本代表の益子直美さん、エキップアサダの谷口正洋さん(元チームUKYO)も登場し、レースを盛り上げる。

首都圏からでも1泊2日で参加可能

今回から、当日受付も開始した。これにより近隣県からは日帰り参加も可能になる。また、東京・羽田空港からは萩・石見空港への直行便が1日2往復となったため、首都圏からも1泊2日で参加が可能となった。

参加費用は、1,000円、3,000円、1万円(コースにより異なる)。なお、台風の影響で中止となった昨年の申込者は参加料が割引になる。申し込みは「スポーツエントリー」から。大会の詳細は、公式サイトで案内している。