京都府の丹後海陸交通は7月19日から、「ぐるっと丹後周遊バス」(愛称「ぐるたんバス」)を運行開始する。

「ぐるっと丹後周遊バス(ぐるたんバス)」と伊根航路に就航する新造船「KAMOME6」

このバスは、天橋立駅を出発して丹後半島の各観光スポットを巡り、網野駅または浜詰・夕日ヶ浦までをルートとして運行。途中の停車場所は、元伊勢籠神社(傘松公園)、伊根湾めぐり日出(遊覧船のりば)、伊根(伊根浦舟屋群)、経ヶ岬展望所、宇川温泉よし野の里、屏風岩、てんきてんき村(立岩・古代の里資料館)、琴引浜(鳴き砂海岸・鳴き砂文化館)の8カ所。屏風岩では撮影スポットとして約5分間停車するとのこと。

7月19日から11月30日までの土休日(計46日間)、1日8便を運行する。運賃は、区間により150~600円。使用する車両のうち2両には、「海の京都」をイメージしてデザインしたラッピングを施す。

バスの運行に合わせて、企画乗車券「ぐるたんパス」「ぐるたんシーパス」も発売。「ぐるたんパス」は、「ぐるっと丹後周遊バス」の1日乗り放題と北近畿タンゴ鉄道網野~天橋立間(上りのみ)の乗車がセットになっており、丹後半島を一周して再び天橋立に戻る場合に便利なきっぷ。価格は大人1,000円、小児500円。天橋立駅内観光案内所にて販売する。

「ぐるたんシーパス」は、「ぐるっと丹後周遊バス」と一般路線バスの1日乗り放題に、31年ぶりに今年復活する伊根航路(天橋立・宮津~伊根間)片道をセットにしたきっぷ。天橋立から伊根まで往復する場合や、伊根航路利用後にバスを利用して丹後半島を周遊するなどの使い方を想定している。価格は大人2,000円、小児1,000円。天橋立駅内観光案内所、天橋立桟橋他観光船のりば、伊根にて取り扱う。