クラウドワークスは6月26日、同社の提供するモノづくり向けクラウドソーシングサービス「メイカーズワークス」内において、協賛企業とのコラボレーションプロジェクトを開始したことを発表した。

第1弾は、ベビー用品の開発・販売を行うアップリカ・チルドレンズプロダクツ(アップリカ)が主催。「10年後のベビーカーのアイディア大募集!」をテーマに掲げ、2024年の社会で求められるベビーカーのデザインスケッチを募集する。

メイカーズワークスは、同社が運営するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」内に設置されたモノづくり専用のカテゴリ。製造や建設に携わる事業者と全国のフリーランスとのマッチングの場を提供するべく開設された。

今回のプロジェクトは、アップリカ代官山店の開店10周年を記念した企画として位置づけられており、最優秀賞に7万円、優秀賞に2万円、佳作に1万円の賞金(報酬)が用意されている。また、最優秀作品が立体化可能な作品である場合は、3Dプリンタで立体出力してアップリカ代官山店で展示する予定。

作品の選定基準は以下のとおり。

  1. 赤ちゃんを笑顔にする。赤ちゃんが「気持ちいい」「楽しい」と感じてくれること
  2. 「赤ちゃん医学」「育児工学」など、赤ちゃんの特性にあった機能があり、実用的であること
  3. 10年後であれば、現実世界で実現できそうな要素を盛り込んでいるもの

STICK<2014年モデル>

参考商品として、8月22日に発売される新製品「STICK<2014年モデル>」が提示されており、応募作品には「その10年後の社会で求められるベビーカーのデザインスケッチ」が求められている。

応募には、鉛筆書きのスケッチと、簡単な商品コンセプト文(1文程度で可)が必要。応募期間は6月26日から7月10日まで。詳細はプロジェクトのWebサイトで確認できる。

なお、クラウドワークスは第2弾のコラボレーションプロジェクトとして、ジュエリーメーカー 桑山の協賛による「宝石を用いたリング・ペンダントのデザインアイデア募集」を予定している。