サテライトオフィスは25日、Google Apps Scriptで作成されたアプリケーション「取引先管理機能」のサンプルプログラムの販売を開始した。価格は10万円(税別)。カスタマイズは別途、有償で提供される。

Google Apps for Businessは、Googleがビジネス向けに提供するパッケージで、メール、スケジュール管理、ドキュメント作成など使い慣れたGoogleのツールを社内のアプリケーションとして拡張して使える。作業内容の永続的な自動バックアップ、Googleアプリケーション向けに設計されたデータセンターとの連動、二要素認証や強固な暗号などセキュリティ向上にも継続的な取り組みを展開している。

同社デモサイト「サテライト・マーケットプレイス for Google Apps Script」でデフォルトのユーザーインタフェースを確認できる。取引先管理システムは、「取引先企業一覧」「取引先企業詳細」「取引一覧」「取引詳細」の4つのタブをデフォルトでは備えており、取引先企業の詳細をカード型で登録。項目でこれを検索するというシンプルながら使い勝手が考慮された顧客管理が可能で軽快な動作をする。

サテライトオフィスは、Google Enterprise Day Tokyoでパートナーアワードの連続受賞実績を持ち、Google App Engineで開発したシングルサインオン機能やワークフロー、ドキュメント管理、組織カレンダー機能など企業用に特化した多数のアプリケーションを開発している。

「取引先企業一覧」

「取引先企業詳細」

「取引一覧」

「取引詳細」