キングジムは、名刺をスキャンして、ダイアル操作で登録・検索できるデジタル名刺ホルダー「メックル」を開発、7月11日より発売すると発表した。価格は、2万7,000円(税別)。

デジタル名刺ホルダー「メックル」

「メックル」は、名刺をファイルに収納して管理するような手軽さと、デジタル管理の検索性を兼ね備えた机上型のデジタル名刺ホルダーとなっており、本体に内蔵されたスキャナで名刺をデジタル画像化し、データを保存する。

製品本体には、最大で約5,000枚(片面のみ保存した場合)の名刺が保存が可能で、取り込んだ名刺データは、ダイアル操作で企業名や氏名などの五十音順、登録日順など好みの検索方法で検索できる。なお、OCR機能は付いていない。

名刺のデザインや、名刺交換時に記入した手書きのメモなども画像として見ることができるので、紙の名刺感覚で名刺の管理ができる。

名刺の画像データを見ながら登録

五十音順のグループなど保存先を自由に選んで登録

また、登録した名刺データの管理・編集操作を簡単に行うことができる、専用のデジタル名刺管理ソフト「DA-1」に対応している。本ソフトは、キングジムのホームページより無料でダウンロード可能(ダウンロード開始日は7月11日予定)となっている。

電源はACで、外形寸法は約W139×D125×H129mm、重量は約325g。画面は3.5インチ TFTカラーLCD HVGA(320×480ドット)。スキャンサイズは約54×90mm。解像度は300dpi。インタフェースとしてUSB 2.0(microBタイプ)があり、登録したデータをパソコンにバックアップできる。また、キングジムのデジタル名刺ホルダー「ピットレック」やデジタル名刺ボックス「ビズレージ」からのデータ移行が可能。