MMD研究所は6月24日、18歳以上の男女2,017人を対象に実施したウェアラブル端末に関する調査の結果を発表した。

回答者全員にウェアラブル端末の認知について聞いたところ、「知らない」と回答した人の割合が60.2%と、過半数を超えた。

「名前は聞いたことがあるが意味はわからない」、「知らない」と回答したユーザーも含めてウェアラブル端末の説明を行ったうえで利用意向を聞いたところ、「利用したいと思う」という回答は10.4%と1割にとどまり、「利用したいと思わない」と回答した人が30.1%と3割となった。

ウェアラブル端末の認知度 資料:MMD研究所

ウェアラブル端末の利用意向 資料:MMD研究所

ウェアラブル端末を知っていると答えた803人に対し、「知っている(聞いたことがある)ウェアラブル端末」を聞いたところ、「Google Glass(66.6%)」の認知度が最も高く、次は「GALAXY Gear(25.0%)」だった。

知っている(聞いたことがある)ウェアラブル端末の名前 資料:MMD研究所

ウェアラブル端末に求める機能については、メガネ型が「道案内(36.6%)」「周辺情報通知/視界情報補足(24.8%)」「写真・動画撮影(23.6%)」となり、腕時計型が「健康管理(32.1%)」「道案内(22.7%)」「通話(19.4%)」と続き、それぞれ求められている機能が異なることがわかった。

メガネ型ウェアラブル端末に求める機能 資料:MMD研究所

腕時計型ウェアラブル端末に求める機能 資料:MMD研究所

ウェアラブル端末の購入時に重視する点は、「金額(46.9%)」と答えた人が最も多く、「性能(41.1%)」「デザイン(34.7%)」の順に続いた。