Q.就職・転職活動で「奇跡の内定」をとった友人はいますか?

みんなに絶対就職はムリと思われていた友人が、あれよあれよという間に国際線パイロットの最終面接までたどり着き、内定ゲット。す、すごーい!! 今回はマイナビニュース会員のうち男女500名に、就職・転職活動で「奇跡の内定」をとった友人はいないか聞いてみた。

Q.就職・転職活動で「奇跡の内定」をとった友人はいますか?

■成績イマイチにも関わらず
・「兄、3流大学から1流製薬会社の内定をもらった」(46歳男性/商社・卸/営業職)
・「学校では単位ギリギリで、成績も悪かったのに、超大手企業の内定を、面接の印象だけで取ってきた事」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「漢字も書けず、日本語もままならないような同級生が、大手フードサービスに採用されて今は店長やっていること」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「三流大学、授業もソコソコ、アルバイトはスポーツジムという何の変哲もない学生が、大手レコード会社を受けて、気づいたら内定をもらっていた……一般的な学生でも、大手もとりあえず受けたら奇跡的に受かる可能性も多少はある!」(25歳女性/学校・教育関連/その他)

■あっとみんなが驚いた就職
・「公務員試験に合格した友達は、ほとんど勉強をしていなかった」(27歳女性/電機/技術職)
・「頭がよくなく、全然勉強もしていないのに大手企業に受かった……とてもありふれた名前なので同姓同名の別の人と間違えられたのではないかとみんなが言っていた」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「割と内気な感じな子が営業が強い業態に入った」(34歳男性/情報・IT/技術職)
・「姪が田舎の地方採用でしたが、連絡が来たらキャリアの東京本社勤務でした」(58歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「半分プーから外資系へ」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「日本酒メーカーからビールメーカーに転職した人はいます」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)

■最後まで諦めない心
・「最後まで決まらなかったのに大手に就職した」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「本命だけが合格した」(34歳女性/その他/その他)
・「同じサークルのイケメン男子……アナウンサー志望で色々な放送局を受けるも全滅、最後にダメ元で受けたNHKの試験に通って、今アナウンサーとして活躍している」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「知人のこども、ある有名気象予報会社に採用された……気象予報士の試験に何度も失敗していたのに採用されたと聞いて驚いたが、これには後日談があり、事情を聞くと予報士の資格を持たない人を採用したかったのだとか」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■人間性を買われて?!
・「大学のミスターコンテストで優勝してボーダーラインTOEIC600点に達していないのに総合商社に内定した」(31歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「英語も話せないし、一流大学出身でもないけど、人当たりが良くてちょっと神経が図太い感じの人が医療系団体職員になれた」(33歳女性/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「黒系ギャルの先輩は、一芸入社で、履歴書にキスマークをつけて送ったらお堅い教育系出版社の内定をもらったそうだ」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)

■これぞ奇跡の大逆転劇!!
・「県立高校に落ちた過去を持つ友人が、外資系のキャビンアテンダントになった」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「友人は会社の面接で居眠りしてたが、その堂々とした態度が認められ、内定をもらっていました」(28歳女性/情報・IT/技術職)
・「学校をサボりがちな不真面目な先輩が、面接官と言い合いになりもう終わったと思ったら、その日に電話がかかってきて内定をもらっていました……大手の金融会社です」(25歳女性/建設・土木/事務系専門職)

■総評
まずは、出身大学がイマイチ、成績もイマイチだったのに、有名一流企業の内定を見事勝ち取ったという例。周囲も「アイツはどうせ……」と高をくくっていただろうから、驚きも計り知れない。ほとんど勉強していなかった人が公務員試験をパスした、プー状態の人が外資系企業に決定……なんて例も、まるで小説のようだ。受かった人たちにしてみれば、素晴らしい長所があり、それを存分にアピールしたのだろう。成績や出身大学だけでは分からないその人の良い部分を面接官は見ているという好例だ。

次に、落ち続けても、粘りに粘って希望の業種への就職を決めたという奇跡の内定の例。全滅でも諦めず、最後の最後にダメ元で受けた会社に就職できた、とか、本命だけが合格した、とか、そんな例もあるようだ。気象予報士の資格試験に失敗し続け、それでも受けた気象予報会社に採用決定、よく聞いてみたら会社は予報士の資格を持たない人が欲しかった……なんて、ものすごい奇跡ではないか。熱意を失わなければ、おのずと道は拓けてくるのかもしれない。

黒系ギャルが履歴書にキスマークをつけて送ったら一芸入社で内定ゲット、ミスコン優勝のイケメンが一流企業の内定ゲット、など、型にはまっていない人材には、一発逆転のチャンスがまだまだ残されている。さらに、面接中に堂々と居眠りして内定ゲット、面接官と言い合いになったと思ったらその日の夕方に内定ゲット、など、伝説になりそうなエピソードの数々も寄せられた。

いろいろな例に共通しているのは、神経が図太いくらいの物事に動じない人材が会社からは求められているようだということ。堂々とした態度と確固たる自分、これがアピールできれば奇跡も夢じゃないかも。

調査時期: 2014年6月7日~6月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性208名 女性292名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート